結構怖いバレンタインデーの由来
ハッピーバレンタイン!!
...は昨日の話ですね。今日から平日、またいつものように一日が過ぎていくのですが、、、
みなさんはチョコレート、あげました?もらいました?てんちかやデパ地下のチョコ商戦を見てるとただただすごいとしか思えなかったですが、おいしくて甘いチョコレートをあげたりもらえたりできるってだけで幸せなものです。(もらってないけど)
さてさてそんなバレンタインデーなのですが、そもそも「なんで2月14日なのか」「バレンタインとは?」ということに関してご存知ですか?
ときどきテレビでも放送されてますが、「チョコをあげるのは日本だけ」とか、そういった国ごとのバレンタインデーの違いは取り上げられますが、なかなか見ないのが、「バレンタインデーの由来」じゃないでしょうか。
ちなみに、どうでもいい話ですが、名探偵コナンのほんとに初期ぐらいの巻で、そのことについて灰原さんがサラッと語ってるのを見て以来、頭から離れません。
というわけで!!そもそものバレンタインデーの由来についてご紹介します!
・バレンタインデーの由来
そもそもバレンタインデーの「バレンタイン」とは聖人ウァレンティヌスのことを指すと言われています。
このウァレンティヌスさんは、西暦270年の2月14日に処刑されてしまいます。
この命日といえる2月14日は、言ってみれば日本でいうところの「天皇誕生日」のようなもので、キリスト教圏における特別な日となります。
なぜ命日が特別な日となるかと言うと、ウァレンティヌスさんは、のちに「聖人」と呼ばれる存在となるからです。
聖人...遊戯王風に言うと「ホーリーマン」でしょうか...。
キリスト教圏では、聖人を「守護聖人」として奉る祝日が割り当てられているそうです。なんでも、この「聖人」の名前というのはキリスト教信者にとっては非常に重要らしく、国によっては、子どもの名前に聖人の名を使うなんてこともあるそうです。
でも、人の命日がどうやったら、現代のバレンタインデーのような『恋人たちの日』みたいなことになるのでしょう?
これに関しては、確実な情報がないと言われています(それもそうか)。言ってみれば、憶測や伝説の域を出ない話ではありますが、一説には、、、、
・3世紀のローマ帝国において、禁じられていた兵士と村娘の結婚の仲介を、ウァレンティヌスさんがおこなっていた
・それに激怒したローマ皇帝にやめろと言われるもウァレンティヌスさんは無視した
・ウァレンティヌスさん処刑
・ウァレンティヌスさんがのちに聖人と認められるようになった
・処刑された日を愛の記念日にしよう!→今に至る
ざっとまとめるとこんな経緯があったそうです。(諸説あり)
さらに一説には、「愛の記念日」なんてクソくらえだ!!!といわんばかりに、まったくロマンチックさとは関係のないものまでありまして、、、、
・古代ローマの豊穣祈願祭ルペルカリアにバレンタインデーの由来を見ることができる
・このお祭りは豊穣祈願と多産祈願の意味合いがあったらしい
・祭りの最中は、安産や多産のお祈りとして、生贄にした犬や羊の皮で作ったムチ(!)で村中を走り回り女性をバシバシ叩いていた
・お祭りであり祈願の場であったので、女性は喜んでバシバシ叩かれたらしい
・5世紀になると、村の風紀の乱れを危惧した当時の教皇により、祭りが禁止された
・「代わりにといっちゃなんだが...」ということで、ルペルカリア祭の前日にあたる2月14日に、男女の仲を取り持ったために処刑されたウァレンティヌスさんをヨイショすることになった→今にいたる
(↓↓実際のお祭りで、男性がムチ打つ姿をモチーフにつくられた像)
Photo Credit: ketrin1407 via Compfight cc
...いやあ、由来ってたどればいろいろ出てくるものだなあ。
ルペルカリア祭が、たまたまウァレンティヌスさんの処刑の日と近かったから、今にいたってるということなんでしょうかね...。現代でいうところの「イチャコラリア充万歳」的な要素は一切なかったってことですね。
ということで以上になります!!!
どうでしょうか、処刑された人間が聖人になって今も影響力を発揮しまくっているというお話。。。リア充が爆発したらそれはそれでのちに伝説になるかもしれないということの可能性を見せてくれる例ですね!!!
チョコをくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そして単位をくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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